【楽天市場】大実ギンナン（銀杏）苗木 籐九朗　5.5号(i4)

鉢植えでは結実しやすく、高さが1mくらいになると開花し結実しますが、露地植えにして木が元気に生長すると花を咲かせなくなることがあります。

木が若返ってよく生長をすると内部で開花されせるホルモンを作らなくなります。

木が成熟した状態でなくなるためで、早く開花させるためには成熟させることが必要です。

土壌が肥沃すぎる、土がいつも湿った状態にあるなどが原因で、花を咲かせないのは木がまだ生長できる余裕がたっぷりあるので、子孫を早く残す必要を感じていないからです。

花をつけるにはある程度木を成熟させてそろそろ子孫を残そうと感じさせることが必要なのです。

具体的には肥料を余り与えない、特に窒素肥料を控えてりん、カリ肥料を多く与えます。

窒素を全く含まない「リンカリ肥料」というのを販売していますから、利用されるとよいでしょう。

また、用土がいつも湿っているのも成熟を妨げる要素です。

場所によっては難しいかも知れませんが、少し乾燥させるようにすると開花しやすくなります。

ただ、のんびりと待つつもりなら木が大きくなれば必ず結実いたします。

ギンナン (分類) 裸子植物門イチョウ綱の中で唯一の現存している種「落葉高木」 (学名) Ginkgo biloba (原産)中国 (開花期) 4〜5月結実期10月 (成木の樹高)約20m (栽培適地)北海道中部以南 春に葉の軸元に小さい2個の花を咲かせ、夏から秋に実をつけます。

雌雄異株で実をつけるには雄株も必要ですが、 自然界では雌株は少なく多くが雄株で、多くの花粉をつくり遠くまで運ばれて受粉するので、近くにイチョウの木が無くても雄株を植える必要はまずありません。

(植え付け) 日当たりと水はけのよい土壌を好みます。

移植はしやすい木です。

落葉期には太い根を切っても活着しやすい木です。

(施肥と水遣り) 水枯れを起こすと、落葉したり成長が止まります。

10年くらいするとたわわに実をつけるようになります。

大実ギンナン（銀杏）苗木 籐九朗　5.5号(i4)